欣葉食藝軒 (シンイエシューイーシェン)

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欣葉食藝軒は、台北101の85階にある眺望レストランです。お店の東、北、西の三面全てが窓になっていて、台北市を一望しながら、台湾料理の真髄を味わうことができます。

カテゴリ:台湾料理
住所:台北市信義路五段7號85樓-1
アクセス:MRT台北101/世貿駅4番出口歩約5分
電話:02-8101-0185
定休日:年中無休
営業時間:11:30-15:00 (14:20L.O.) / 17:30-22:00 (21:20L.O.)
WEB:https://www.shinyeh.com.tw/content/zh/brand/Index.aspx?BrandId=2
カード:OK


台北市を一望しながら味わう台湾料理
欣葉食藝軒は、2007年4月に台北101の85階にオープンしました。台湾料理の代表店である「欣葉」(シンイエ)が運営するレストランで、台湾料理の神髄を元に、常に新しい料理を作り出しています。初めて訪れる人や常連客を問わずに親切なおもてなしと数々の料理で出迎えてくれます。

風景を楽しむための工夫
  
店内は色使いやインテリアのコントラストが強めで、光と影の変化から様々な雰囲気が生まれます。天井は鏡面仕上げのステンレスで光を屈折させ、昼間は自然光とライトが交錯、夜は室外のライトアップで室内の光を作り出すようになっています。

また食藝軒では各時間帯の食事に合わせて音楽をアレンジしており、気持ちよく食事できる空間を演出しています。


考え抜かれたコース料理とオリジナルカクテル
  
台湾料理の特徴である「一清二鮮三快炒」を活かし、あっさりとしていてかつシンプル、台湾の地元で採れる新鮮な食材を活かし、さっと炒める方法で調理をしています。

欣葉食藝軒という飛び切りの場所で、様々な台湾料理を味わいたい人向けにコースメニューがあります。福爾摩莎套餐(フォルモサコース)、欣葉套餐(シンイエコース)や食藝軒套餐(シューイーシェンコース)などで、台湾の伝統的なグルメが味わえますよ。


専用のエレベーターで入店
欣葉食藝軒の入店方法は台北101の展望台観光とは異なります。まず台北101ビルの南側にある信義路沿いのオフィスタワー入口からビルに入ります。 エスカレーターで2階のレストラン専用カウンターへ行き、スタッフの誘導で、まず60階に上がり、乗り換えて85階へ。右手に台湾料理の代名詞とも言える欣葉の2文字が目に入ります。また、台北101ビルには数ヶ所入口がありますが、高層レストラン階へは南側の信義路沿いの入口のみとなっていますのでご注意ください。

台北台北套餐(台北台北コース)紹介
2,380元+10%のサービス料
※コースの内容は、食材の入荷の都合により、予告なく変更になる場合がございます。
欣葉食藝軒「台北台北コース」では、台湾の代表的な伝統食材を使い、台湾料理の美味しさをご紹介します。老舗欣葉の確かな料理人陳渭南の巧みな技を用い、合わせて台北で訪ねるべき五か所の観光地もご紹介します。台北の魅力を料理とともに。お楽しみいただけます。

美彩冷盤/台湾の恵みを込めた採り前菜​
孔雀烏魚子と香滷土雞と鮮蝦蘿蔔麵の組み合わせです。孔雀烏魚子は、まずカラスミを焼いてから海苔とイカのすり身を塗り付け、油で軽く揚げられます。単品では扇形に盛り付けられ、まるでクジャクが尾羽を扇状に広げているように見えることからこの名が付きました。

香滷土雞では、鶏肉を伝統的な醤油味で煮込み甘い醤油の香りと共に味わえます。鮮蝦蘿蔔麵は甘ずっぱい台湾の漬物大根麺と新鮮な海老とを一緒に食べって、海の甘みが更に豊富になります。

枸杞燉九孔/トコブシとクコの実入り薬膳スープ​
このメニューは、台北の地「大稻埕」(ダーダオチェン)の印象により創作した一品です。台湾の大稻埕といえば、干物。漢方薬などが集まる中心地なので、薬膳スープにトコブシ、クコの実、栗、豚肉、ホタテなどの食材を使って、大稻埕の繁栄を表現します。

金箔菊花南極魚/メロの揚げ物菊花切り 甘酢ソースがけ
このメニューは北投(ベイトウ)の印象により創作しました。北投は昔、宴会場の地として有名でした。派手な宴会料理により、菊花の切り方を使い、メロという魚を揚げて、甘酢ソースを加えて、最後に金箔をあしらい、北投の昔の酒家菜(高級宴席料理)を表現します。

蝦蓉蒸鮮貝/ホタテと海老肉の蒸物 白雪添え
凱達格蘭大道(ケタガラン大通り)の印象により、片栗粉を溶かし、白雪(卵白を発泡する作り方)を用い、海老肉とホタテをあしらいました。この料理を通じ、台北に最初に住んだケタガラン族に敬意を表わします。

蠔油香檳茸/姫マツタケと野菜の蒸し物 蠣油添え​
西門は昔の台北城の所在地であり、日本統治時代を懐かしみ、姫マツタケを使い、カイラン野菜、百合根、銀杏などを組み合わせ、オイスターソースで調味して、昔の味を再現します。

紅蟳米糕/ワタリガニのおこわ​
「ワタリガニのおこわ」は欣葉開業以来もっとも代表的な料理です。ふっくらした甘い身と蟹ミソたっぷりですよ。おこわは伝統的な風味で、お酒と黒ゴマ油の香り、そして細かく切ったシイタケと干しエビの香りがお互いを際立たせます。一人でも満喫できる様に、コース料理で楽しめる台湾料理の中で象徴的な逸品です。

神農果味/台湾のフルーツとデザートプレート / 蜜香紅茶​
台湾はフルーツとお茶が有名なので、最後のデザートは賞を獲得した厳選した旬のフルーツと手作り焼き菓子を一皿にしました。トマトとナツメ漬け、メロンと梅マヨネーズ、金柑のはちみつ漬けなど、台湾の特色を表わします。

 
おすすめ単品メニュー紹介
活處女蟳蒸米糕/活きワタリガニのおこわ 黒ごま油風味 (1,380 元)
 
九兩〜十兩(約350g〜375g)のワタリガニを厳選しています。ふっくらした甘い身と蟹ミソたっぷりですよ。おこわは伝統的な風味で、お酒と黒ゴマ油の香り、そして細かく切ったシイタケと干しエビの香りがお互いを際立たせます。

手打魷魚羹/手作りイカつみれとスルメイカのとろみスープ 筍入り (780元)​
スープには、細長く切ったアルゼンチン産の特選スルメイカと、新鮮なイカで作ったプリッとした食感のつみれが入っています。タケノコの千切り、シイタケ、セロリ、エンドウマメも加わり、さっぱりとして上品な味わいになっています。

蚵仔煎/カキのオムレツ (380元)​
雲林、嘉義、台南の良質で新鮮な牡蠣を使っています。小ぶりで甘みとまろやかさも特徴です。台湾の一般的な屋台の蚵仔煎とは異なり、とろみはなく、玉子焼きの中に牡蠣が包み込まれていてジューシーです。

欣葉杏仁豆腐 (冷)/シンイエ名物 手作りモチモチ杏仁とうふ (冷) (120元/1人前)
厳選した杏子の実から、昔ながらの製法で毎日手作りしています。食感が一般的な杏仁豆腐とは異なり、まるでお餅のようにモチモチでしっとりしています。他では絶対に食べられないオリジナルのデザートで、食事の締めくくりに最適で、きっとまた食べたくなりますよ。

福祿壽桃 / お祝い桃饅頭(2,288元、中に小さな桃饅頭10個〜22個入り)​
桃饅頭は台湾で吉祥の意味があり、昔はお誕生日やお祝いのときによく食べていたお菓子です。シェフが心を込めて手作りするこし餡桃饅頭、いい思い出になるでしょう。特別な日にぜひ「欣葉食藝軒」でお祝いしましょう!三日前までに予約が必要です。

お土産や贈り物におすすめ
金薑鳳梨酥/生姜入りパイナップルケーキ (450元/10個入り)
セットメニューの最後を飾るのが馨鮮果酥點(季節の果物と台湾のお菓子)と甜湯(台湾スタイルの甘いスープデザート)です。この中で特別なのが、欣葉創業者自らが研究開発したオリジナルの金薑鳳梨酥(パイナップルケーキ)です。
特徴はパイナップル餡に生姜が加えられていること。生姜は、台湾産の生姜を洗い、水分を拭き取ってから、良い部分だけを残し、黒糖を入れてじっくり煮込んで作られます。お客さんに健康的に、安心して食べていただけるように考えられています。
パイナップルケーキの外側はサクッと軟らかく、餡はパイナップルを凝縮したように濃厚で、生姜のほのかな風味が加わります。意外なようですが、パイナップルとの相性は抜群なんですよ。
店内では箱に入ったお土産用パイナップルケーキ(450元/10個入り)も販売されています。包装も美しく、贈り物としても、自宅用にしてもぴったりですよ。

ミニ情報​
  • サービス料10%が必要です。
  • 1週間〜2週間前に予約が必要です。
  • 窓側の席の最低消費金額は昼食1,800元+10%、夕食 2,300元+10%で、通常席は昼食1,080元+10%、夕食1,800+10%です。
  • ​ランチコースは980元から3,800元まで、ディナーコースは1,800元から3,800元までです
支店情報​
欣葉台菜(本店):台北市雙城街34-1號 02-2596-3255
欣葉台菜(雙城會館):台北市雙城街21-2號 02-2592-5966
欣葉台菜(新光三越南西店):台北市南京西路12號(新光三越8F) 02-2523-6757
欣葉台菜(忠孝店):台北市忠孝東路四段112號2樓 02-2752-9299
欣葉台菜(信義新天地A9店):台北市松壽路9號8樓(新光三越A9館) 02-8786-1234